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Quality of production

こないだカッシーナ展行ってきました。
今更ですが感想を。

正直、カッシーナって余りいい印象持ってなかったんですよね。
良くない言い方すれば、有名どころの版権を買い漁って商売してるイメージが強かったというか。
もちろんカッシーナがなければ埋もれていったプロダクトもいっぱいあると思うので、
功績はすごいなぁと思うんですが。
単にカッシーナで展開されてるプロダクトのデザインそのものが、
余り好みではないというのもあります。

が。
すっごい面白かった。
一緒に行くはずだった子にドタキャン食らっちゃったので一人で見に行ったんですが、
結果的に4時間ぐらいじっくり見入ってしまいました。
当時のデザイナーと職人たちの、不可能を可能に変えていこうとする発想と情熱が
ガッと伝わってきた感じでした。

もちろんアートじゃないから売れることも考えなきゃならん。
売るってことはコストとの戦いなワケで。でもコスト下げれば物自体は劣化する。
そこの線引きをどこに持ってくるか?を考えた時に、彼らは基本に立ち戻ってるんですよね。
物の形とかではなく、「何」が作りたかったのか。その上で、何が作れるのか。

自分も工業製品作ってるモンの端くれですが、多分まだここまで熱意を傾けてモノ作ってないなぁと。
というか作ってるうちに芯がブレてることが多いなぁと。


心に残った言葉を記しときます。

Mario Bellini
「何かやるのなら最高の出来にしろ、そう出来ないならやるな」

Philippe Starck
「人間はバクテリアから魚、猿、そしてスーパー猿へと進化して、
21世紀に入って技術を支配しえた」

かっちょえー。
自分も見習お。
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by ayk555 | 2009-06-15 13:37